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この名前を知ってる人は、かなりのマニア。

フランスの作編曲家、ピアニストらしい。 Wiki 

でアルバムはこちら。本人の名前そのままのタイトル。


残念ながら、Amazonでも在庫は無いみたい。


ボクがこのアルバムを買ったきっかけは、
当時大好きだった「フローラプリム」が
「エブリデイエブリナイト」というアルバムを出したんだけど、




それまでのチックコリア~ジョージデューク路線とちょっと違う。
クレジットを見ると Michel Colombier という人が大きく関わってる。
「だれ?これ?」
という興味で購入したら、これが良いんだわ。

ヨーロッパ伝統のクラシック音楽に根ざしたしっかりと構成された曲。
そして、贅沢の限りを尽くした、当時の最高峰のソリスト達。
ミシェルルグランをも少しモダンにした、と言えばいいのかな?

何といっても「ジャコパストリアス」!!!
ウエザーをやめた後に、
ちょっと「あちら」の世界にいってしまったのが…
彼は「ソロイスト」として評価されることが多いけれど、
このアルバムでは最高のサポートベーシストであることがよくわかります。
殆どの曲は彼がベースであることを前提に作られた、
としか思えない。
「フローラプリム」の「エブリデイエブリナイト」もそうだったけれど、
彼がいなければこのアルバムは成立しなかったでしょう。


で、この Michel Colombier 、
アメリカに渡って仕事していたらしいんやけど、
ボクはこの2枚のアルバムでしか知らんのですわ。

もし他にこの人のサウンドを聴けるアルバムが有れば聴いてみたい。
あ、Wikiにのってるポップス系のは殆ど持ってます。

なんせ入手不可能みたいなのが歯がゆいですね。
でも一時にせよ CD で再発になっただけでも良しとせねば。

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Joe Zawinul といえば Weather Report。 
別にそれを否定する気は無いですけど、 
Joe Zawinul で一番好きなのはこの Stories Of The Danube というアルバム。 


Amazonでは中古しか無いみたい。 


ビッチェスブリューの頃のマイルスとの諸作や 
初期のウエザーリポートの曲が 
フル・シンフォニーオーケストラで再演されてます。 

オーストリアの建国何周年かのイベントで、 
ドナウ川の川辺で実演されたらしい。ぜひとも聴きたかった。 


Joe Zawinul 自身はこのアルバムに付いて、 
「まったく、クラシックの奴らは私の意図通りには全然弾けない。 
かなりの点で妥協せざるをえなかった」 
みたいなことを言ってますが、 
それがかえって極度に民族色が強くなるのを押さえて、 
ある意味「音楽的に聴きやすく」なってると思います。 
でも、これをすべて譜面で書き表すのは無理が有りますわね。 

思うに、Joe Zawinul は 
「これくらいの編成の人数、楽器数、音色数を 
自分自身で100%コントロールして即興演奏できる」 
環境で初めて自分の音楽を表現できたんでしょうね。 
現在の技術でもまだ無理です。 

それと、このアルバムには、致命的に欠けているものが有ります。 
「ウエインショーター」のアドリブ。 
これが Joe Zawinul の音楽の一部になってしまってますからね。 

ところが Joe Zawinul の悲劇は 
「ウエインショーターは Joe Zawinul 無しでも成立する」 
ことでしょうか。 


気難しい人、というイメージでとらえられがちですけど、 
初めて「ジャコ」を連れて来日した時。 
ボクが出ていたライブハウスにひょっこり現れ、 
しかも「ジャコ」と「ピーターアースキン」を伴って! 

一緒に「そば」食べに行って、 
翌日のコンサートのリハーサルに招待してくれ、 
使ってた楽器を一つ一つ丁寧に説明してくれ、 
しかも弾かせてくれた。 

ほんとはとっても温かい心の持ち主。 
In a Silent Way のメロディーそのもの。 

でも、気難しい意固地なところは確実に有って、 
ウエザーリポートのデビューアルバムに参加した、 
「ドンアライアス」と何かでもめたのか、 
完成していたアルバムからは彼の「音」も「名前」も完全に抹消され、 
亡くなるまで(二人とも故人になってしまいました) 
お互い、口もきかんかったらしい。 

あと、ピーターアースキンが退団した後、 
ドラマーオーディションみたいな 
「ミスターゴーン」というアルバム作ってるんやけど、 
そこに参加した(当時超々々々売れっ子の)スティーブガッドを 
「(初対面やけど)お前が一番ましやからレギュラーにならへんか?」 
と言って 
「出来るわけないやん!」と断られた、という 
若干「世間知らずな KY」なところもあります。 

ジョニーミッチェルの「ミンガス」というアルバムのバックアップは、 
自分だけハービーハンコックに換えられたウエザーリポート 
というかわいそうな役回りでもあります。 

マイルスに数多く作品を提供したことになっているものの、 
発表された形は「テーマ」や「決め」は全てカットされて 
アドリブ部分のみ、になってることが多いです。 
発表された(当時は)レコードを聴いて 
「私の曲とは思わなかった」って、そらわからんわ。 


ウエザーリポートやビッッチェスブリュー 
あるいはそれ以前のキャノンボールアダレイの頃の 
Joe Zawinul しか知らない人は一回聴いてみても面白いと思います。 
「何か」を発見できるか、と…


新たに「隠れた迷盤」シリーズをやっていくことにしました。
いずれまとめて1つのメニューにまとめます。

何かと言うと、
「おそらくほとんどの人が聴いたことの無いであろうアルバム」
の中でも、良し悪しに関わらず、
「話の種になりそう」なアルバムを紹介します。
まあ、「名盤100選」等には絶対出て来ないようなのばっかりね。

ただ、そういうアルバムですよって、
「欲しい!」と思っても殆どは現在では入手不可能かと思います。


まず1回目は Katia Labeque というピアニスト。
といって、知ってる人はほとんどいないでしょうなぁ。

クラシックの世界では ラベック姉妹
として、美人姉妹ピアノデュオで人気のあった姉の方です。
一時ジョン・マクラフリンと結婚してました。

その当時に吹き込まれた Little Girl Blue というアルバム。



輸入版なら入手可能です。

チックコリアやらゴンサロルバカンバとかジョーザビヌルとかと
ピアノデュオやってます。

もちろんクラシックの人ですし、おそらく、
当時の旦那のジョン・マクラフリンが
かなりの部分で譜面を作ったであろうと推測されます。

で、この中の聴き物は、というと、
ハービーハンコックとやってる My Funny Valentine です。

あのマイルスとハンコックの My Funny Valentine の
ハービーハンコックの「丸コピー」をラベックがひいて、
当のハンコックは「好き勝手」弾いてる、という。

ハンコックはこんなんが好きみたいでしてね。
ガーシュインワールドのアルバムでも、
ラベルのピアノコンチェルトを
オーケストラは譜面通りにやって、ハンコックは「好き勝手」弾く、
2年前のグラミー賞の時も、
ラプソディーインブルーを
オーケストラは譜面通りにやって、ハンコックは「好き勝手」弾く、
譜面通りせなあかんピアノパートは「ランラン」にやらせる、という。

ちょっとずれるかも、ですけど
クインシーのスタッフライクザット収録の
「テルミーアベッドタイムストーリー」では、
スティーブガッドとアンソニージャクソンが
スタジオ入りするのを待ってられずに、
先に一人でリズムボックスだけで録音してヨーロッパに行ってしまった。
後でみんなそれに合わせていって、最終的にはオーケストラ編成に。

自分勝手な人?たぶんB型?ま、ええか。


Katia Labeque に話をもどすと、
勿論彼女のピアノからは「ジャズ」のフィーリングは感じられません。(ボクは、ですけどね)
音使いは「ジャズ」なんですけどね。(マクラフリンのおかげ)

で、クラシック界でも決して「名ピアニスト」と言われてる訳でもない。
どちらかというと話題性先行の人です。
でも、なみいるジャズ界のテクニシャンが
「並」のピアニストであるかの様に聞こえてしまう。

ま、それぐらい
クラシックのピアニストのテクニックは「とてつもない」と。


でもなー。
そんなクラシック界の「巨匠」と言われるピアニストである
アンドレプレビンとかフリードリッヒグルダが
マジにジャズやってるのって、聴いてて面白くないんだわ、これが。


ま、ピアノ弾きなら聴いていても飽きないアルバムかと思います。
ちなみに、ジョーザビヌルはシンセサイザー弾いてます。


昨日のヤクルトー阪神戦。 

終盤で外野の守備についた「浅井」「狩野」両名は、 
元々キャッチャーとして入団した選手です。 
狩野選手は去年1年、ほぼ正捕手としてスタメンはってました。 

勝ち試合で終盤と言えば「守備固め」で出てくる訳で。 
ということは 
「元キャッチャーの選手の方が、本来の外野手より守備が良い」 
ということになりますわな。 
専門の人より余技の人の方がいいと… 


我々の世界で見ますとね。 

ピアノという楽器は、音楽大学では「みーんな」弾かされる。 
ま、和音なんかを学ぶ基礎になる楽器ですよって、 
昔から他の楽器の人でも弾けることが多いんですわな。 

その昔、まだ20代前半の頃。 
あるライブハウスに(当時はジャズ喫茶と言ってました) 
今は亡き「スティーブグロスマン」というサックス吹きが 
「ビリーハート」というドラムとともに現れ、 
最初はボクのピアノで機嫌良く吹いていたものの 
数曲やってるうちにお酒の量も増して来まして、やおら、 
「おまえ、のけ!」 
と(英語で)言って、自らピアノの前に座り、 
そこからは全曲、イントロ・テーマとアドリブ数コーラスはピアノで、 
エキサイトしてくるとサックスで数10コーラス。 
ピアノはまるでバッドパウエル、サックスはコルトレーン。 

ま、世界の一流ってこんなん当たり前なんやろな、 
と思い知らされました。 

でも、それから10年位たってからニューヨークに遊びに行った時、 
偶然その「スティーブグロスマン」にレストランで会ったら、 
「オレはお前を知っている。素晴らしいラウンジピアニストだ」 
と、褒めてんだかケナしてんだかわからないけど、 
笑顔で握手してくれました。 
誰か別人と…間違わんわな、こんな東洋人、何人も知らんやろ。 
でも覚えてたんや! 
と、感激もしたけど。 


これから、我々の時代と違って、 
ちゃんと「音楽学校」出てジャズやる人がほとんどになりますやん。 
ピアノが弾けて絶対音感あるのが当たり前、みたいな? 
現在でさえ、絶対音感を装備した歌手の割合、かなり増えてますしね。 


「ピアノみたいなもん、誰でも弾けるやんか」 
という時代がくるんやろなー。くわばらくわばら…

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プロフィール
HN:
今出哲也
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/11/30
職業:
職業音楽家
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