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昨日も書いた通り、しばらく暇なもので、
ちょっといろいろ思ってる「音楽ネタ」を何回か続けていきます。

このシリーズ、後日編集して、HP の「ネタ」のコーナーに入れときます。
趣旨としては、そうですね。
「真剣にクラシック(ジャズ)の理論をちゃんと勉強する気はないけど、
なぜか気になることがら」
を、あくまで
「普通の会話言葉で」 読み流せる、を目標に。

で、第1回目。「対位法」です。

書店の音楽書のコーナーにいくと、そのタイトルで分厚い本が並んでます。
分量も内容も、それに対抗しようとは思ってません。
あくまで「なんちゃって」の「私の解釈」ですから。

詳しくはここをご覧ください。

一番簡単なところを一言で言うと、
「メロディーの動きと低音の動きが逆になる」
それによりハーモニーの動きを豊かに聞かせられる、
といったところですかな?

私がよく仕事をご一緒する「紙ふうせん」の
後藤悦治郎さんが「赤い鳥」時代に作った曲で
「紙ふうせん」という曲があります。
ほんとに短い曲。昔、グリコのポッキーの CM に使われてました。



見事です。完璧です。
「メロディーが下がるとベースが上がる。
 メロディーが上がるとベースが下がる。」
しかも、上がり、下がりの度数まで一緒!
これは絶対に「対位法」を意識して意図的に作ったに違いない!
と思って作った本人に聞くと
「なんやねん?それ?そんなん知らんわ」
とおっしゃってました。
「このコードがきれいやからつけたんよ」と。

じゃ、そうじゃない曲は?
「対位法」に対して「平行法」とでも言いましょうか。
亡くなられた河島英五さんの曲で
「酒と泪と男と女」



メロディーと低音が全く同じ音。
これ、演奏でやるのはちょっとつらいかも。
サビを見てみると



同じ音じゃないけど動きは「平行」

ここまで対位法を否定されると、これまたお見事!
ということで、
このアタマのメロディーを対位法的に和音処理してみると、



こんな感じかな?
原曲よりは何となく演奏になるかな?

一般にスタンダード曲を楽器で演奏する時、
こんな風に和音進行を(原曲から)変えて演奏します。
その方が演奏を展開していきやすいからです。
この作業をチェンジコードと言います。

でも、歌の場合、「原曲通り」の方が良い場合も多いです。
で、この場合もしかり。
後の(変えた方の)コードで歌詞付けて歌ってみると
どうもしっくり来ない。

それはですね。 (私の解釈)
「酒と泪と男と女」
これは「一緒に連れ添って」いくんですよ。
だからメロディーも低音も、
「連れ添って」或は「三歩(度)下がって」
同じ動きをすることを歌詞は求めていると思うんですよ。

まあこの「平行法(こんな用語は無いですから)」
広い意味での「ユニゾン」
極致はもち、ラベルのボレロです。
終わり直前の一瞬まで、スネアドラムを除いて
「完全ユニゾン」
ま〜〜〜すっごい自信!
普通じゃできないです。


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